巣山鳴雨

巣山鳴雨 (すやま めいう)

1902年(明治35年)– 1982年(昭和57年)

層雲に加わり、自由律俳人として活躍。
仙台で肺結核のため、自宅療養をしていた層雲の俳友である海籐抱壺を訪問したこともある。
1934年に自由律俳誌の「椿」を創刊、これは鳴雨が編集発行した俳誌であるが1年で休刊。
1936年4月3日、種田山頭火が鎌倉の巣山鳴雨の所に来て泊まったが、その際、鎌倉にいる層雲同人が集まった。

・二階から魚屋の魚見えて秋に入る雨
・赤い花は彼岸花、水に雨ふる
・向うは雪の山へ山吹の咲くのが湯どころ

略歴

神奈川県鎌倉市在住。